ご挨拶
ハイサイ!
沖縄の暖かいお日様の元に生まれた 「なかむら ひさたか」 と申します!
沖縄を離れたのは中学時代からで、既に沖縄の方言をしゃべることがほぼできなくなってしまったのですが、魂は「うちなーんちゅ」のままです(笑)
終戦当時の沖縄には大学がなく、ましてや医学部がなかった時代に医師を志した父の背中を見て育ち、長崎大学医学部に進学しました。
人の命(心臓)に興味を持ち、胸の苦しみを少しでも軽くできるよう、循環器内科を志すようになりました。
寒いのが苦手で、冬になるのと沖縄に帰りたくなる自分に、「質の高い学びを常に志しなさい!」と、本当は寂しいはずの父の言葉に後押しされ、「常に全身を診なさい!」という師である小田代 敬太先生(元 第一内科 循環器研究室長、現 九州中央病院 循環器内科 部長)のお誘いもあり、九州大学病院 第一内科の門を叩きました。
九州大学病院では「心臓」をみるだけではなく、「血液・腫瘍・膠原病・感染症」を患った方の「心血管」の管理を勉強させていただきました。
これまで第一内科の派遣先である、地域の救急医療を担う総合病院では、心筋梗塞や不整脈などの急性期治療に携わって参りました。
苦しく辛いお顔をされた患者様が笑顔になって退院されるのを、自身の心の栄養にしてきましたが、そんな中でも残念ながら命を落としてしまい、涙することもありました。
忙しい中、「こんなことになってしまう前に、総合病院に来ることができていれば・・・」「もっと心臓を全身から診ることができる先生が周りにおられたら再発を防げたかも?」といった思いが生まれてきました。
そういう思いから、いつしか予防医療と急性期医療と慢性期医療をつなぐ架け橋のような存在として、地域に貢献できないかと考えるようになりました。
高齢化社会の加速に伴い、「心不全パンデミック」という言葉もあり、救急医療を担う総合病院は逼迫しています。今地域ではちゃんと心臓と向き合える、全身を診ることができる「町のお医者さん」がもっともっと必要です。
そんな存在になろうと決意し、沖縄に帰ろうとも考えましたが、これまで自分を育てていただいた地域への恩返しもしたいという思いもあり、いろんなご縁があって、この大野城の地で「おひさま内科・循環器内科」を開業させていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「沖縄の太陽のような、患者様に暖かい、ハートまで癒すクリニック」を地域の皆様と一緒に作っていけたらと思います。
どうぞよろしくお願いします。
座右の銘:命どぅ宝(ぬちどぅたから)
院長 仲村 尚崇
略歴
昭和56年 | 沖縄県 うるま市 生まれ |
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平成18年 | 長崎大学 医学部 卒業 |
平成20年 | 九州大学病院 ハートセンター |
平成21年 | 下関市民病院 循環器内科 |
平成22年 | 九州大学病院 ハートセンター |
平成26年 | 福岡東医療センター 循環器内科 |
平成31年 | 唐津赤十字病院 循環器内科 |
令和3年 | 九州中央病院 医長 循環器内科 |
令和5年 | おひさま内科・循環器内科 開院 |
所属学会・資格
- 日本内科学会認定総合内科専門医
- 日本循環器学会認定循環器専門医
- 日本心臓リハビリテーション学会認定心臓リハビリテーション指導士
- 日本不整脈学会