院内掲示
- 医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算について
当院ではマイナンバーカードを健康保険証として使用できるオンライン資格確認をおこなっております。オンライン資格確認システムを利用し、患者さまが同意すれば、他院で処方されている薬剤情報や特定検診の情報等を活用して診療することができます。
また今後、電子処方箋を発行する体制や電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制を提供できるよう、現在整備に取り組んでおります。
上記体制の整備に伴い、下記の如く加算を算定させていただきます。
【医療情報取得加算】
初診時(月に1回に限り算定)
マイナ保険証を利用しない場合: 3点
マイナ保険証を利用した場合/他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合: 1点
再診時(3月に1回に限り算定)
マイナ保険証を利用しない場合: 2点
マイナ保険証を利用した場合/他の医療機関から診療情報の提供を受けた場合: 1点
【医療DX推進体制整備加算2】
初診時(月に1回に限り算定): 10点
- 明細書発行体制について
当院では医療の透明化や患者さまへの情報提供を積極的に推進していく観点から、領収書の発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を無料で発行しております。
このような取り組みから、明細書発行体制等加算(1点)を算定させていただきます。
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外来感染対策向上加算について
当院では初診の患者様に対して月1回外来感染対策向上加算を算定しております。
○ 感染管理者である院長が中心となり、従業員全員で院内感染対策を推進します。
○ 院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に、研修会を年2回実施します。
○ 感染性の高い疾患(インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合一般診療の方と分けた診療スペースを確保して対応します。
○ 抗菌薬については厚生労働省のガイダンスに則り、適正に使用いたします。
○ 標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
○ 感染対策に関して基幹病院と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
このような取り組みから、外来感染対策向上加算(6点) を算定させていただきます。
- 夜間・早朝加算について
当院は、月/火/水/金/土曜の9:00〜12:30・14:00~18:00を診療時間と定めています。
厚生労働省の規定により、土曜日12:00以降は夜間早朝等対応加算(50点)が適用されます。
- 一般名処方について
当院では、薬剤の一般名を記載する処方箋を交付することがあります。
一般名処方とは、医師が患者様に必要な薬剤を、「商品名」ではなく「成分名」で表記した処方箋のことです。
一般名処方は、同じ成分であれば薬価が低い薬剤を調剤することが可能となるため、医療費の軽減につながります。
また、一般名処方により、同じ成分であれば同じ効果が期待できるため、供給が不安定な医薬品を調剤する患者様の安全性が確保されます。
ただし、一般名処方は、医療用医薬品として承認された商品名と異なる名称が処方箋に表示されるため、患者様が混乱することがあります。
そのため当院では、薬剤の供給状況等を踏まえつつ、一般名処方の趣旨を患者様に十分に説明することを心がけておりますが、ご不明な点はお気軽に医師にお問い合わせください。
- 生活習慣病管理料(Ⅱ)について
2024年6月1日から診療報酬が改定になり、今回の改定で特定疾患管理料の対象疾患から『糖尿病』、『高血圧』、『脂質異常症』が除外となりました。
当院では糖尿病、高血圧、脂質異常症が主病で通院の患者様には、生活習慣病管理料Ⅱを算定し、療養計画書をもとに服薬指導などの総合的な治療管理をこれまで通り行います。
定期受診時に療養計画書について説明を受けたあと、同意書にサインをいただきます(初回のみ)。
窓口負担についても、これまでの金額から変更がございます。 皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
- 対象:『糖尿病』、『高血圧』、『脂質異常症』が主病で通院の皆様
(ただし、在宅自己注射指導管理料等を算定している方を除く) - 開始時期:2024年6月1日
- 療養計画書の発行頻度:1~4ヶ月に1回
- 窓口負担:
2024年5月まで
2024年6月以降
再診料 73点
再診料 75点
外来管理加算 52点
生活習慣病管理料(Ⅱ) 333点
特定疾患療養管理料 225点
処方箋料 60点
処方箋料 68点
特定疾患処方管理加算 66点
合計 484点
合計 468点(-16点)
※診療内容によって、検査料や薬剤料、その他費⽤がかかります。
- 対象:『糖尿病』、『高血圧』、『脂質異常症』が主病で通院の皆様