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失神/めまい

失神(一時的な意識消失)を起こした後に、よく受診されるのが脳神経内科・外科です。
もちろん脳に障害がおきていないか頭のCT検査やMRI検査などでしっかり調べることは大事なことですが、よく「不整脈」が隠れていることがあります。
脳に血液を送っているのは心臓です。
不整脈で一時的に心臓から脳に血流を送れなかった時に失神することがあるのです。

「洞不全症候群」「完全房室ブロック」「徐脈性心房細動」等で、ペースメーカー植込みを行わなければ失神を繰り返してしまう場合もあります。
もちろん「起立性低血圧」や「迷走神経反射」等、心臓が動いていても失神することはありますが、原因によって対処法は様々ですので、これらの判断が遅れたために、2回目に失神した時には致命傷となり、大事故につながってしまうこともあります。

「頭の検査で大丈夫と言われた」で安心せず、循環器専門医にも是非診てもらいましょう。
また失神の前触れとして、時折めまいが生じることがありますので、めまい症状があるかたも一度ご相談してみてください。

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