まとめ(循環器内科)
そもそも「循環器内科って・・・、どんな病気を診るところ?」と思われる方も多いのではないでしょうか?
「消化器内科」はお腹をみてもらうところ、「脳神経内科」は頭をみてもらうところ、「呼吸器内科」は肺をみてもらうところ、「整形外科」は骨や筋肉をみてもらうところ、というようにほとんどわからない方はおられないと思います。
実際、私もこれまで医療関係者ではない方に「何科の先生ですか?」と問われ、「循環器内科です!」と答えると、ぽかん(・・?とされ、「主に心臓を診るところです!」と答えると、「あぁ!あのドラマの・・・、ドラゴンなんとかみたいな!?」、「それは心臓外科です!」というやり取りを何度かした経験があります。
循環器とは血液の循環をになう心臓、血管等のことを指す言葉です。
なので「循環器内科」とは、心臓や血管の病気をみてもらうところ、とご理解ください。(本当は心血管内科と名乗りたいぐらいです。)
心臓、血管の病気は生活習慣病を背景にみなさんの気づかないところで徐々に悪くなっていき、「急性心筋梗塞」や「急性大動脈解離」として、突然症状として現れるような側面をもっています。
少しでも気になる症状があれば、循環器疾患がが関係していないか相談してみてください。
循環器専門医の観点から、いろいろご提案できることがあると思いますので、取り返しのつかないイベントが起こる前に対策をとっていけるよう、一緒に考えていけると幸いです。